Choi-plo/ちょいプロ(Choi-plo:Convenient Hub for Observation Information PLOts )とは、
WIN形式データ、画像、震源等の時系列を持った各種データを時刻により同期して統合表示するソフトウェアです。
表示データはプラグイン形式で増やすことができます。
( 現在のところ表示可能なデータはWINフォーマット波形データ、タイムスタンプのある時系列データ、
画像データ、震源データ、振幅時間変化などの時刻が指定された画像データなど )



作業画面では、親となるアクティブ画面から指定した時刻に対応するデータを、
連動させた各ソフトウェアの表示画面(パッシブ画面)に同時に呼び起こすことが可能です。


表示はオンラインモード、オフラインモードの切り替えが可能で、
オンラインモードでは定期的に表示を更新し、モニタリングを支援します。
オフラインモードでは時間カーソル位置を変化させることによって任意の時間を表示可能です。

アクティブ画面

他のパッシブ画面の親となる画面であり、
指定した時刻に応じてパッシブ画面が切り替わります。
アクティブ画面として設定できるのは、
横軸を時間軸としたデータプロットなどの画面上で
時系列から時刻を選択できるファイルにかぎります。
※ここではWIN Plotを設定

パッシブ画面

アクティブ画面で指定した時刻に応じ、イメージビューや
位置情報などソフトごとの情報を切り替えて表示します。
パッシブ画面は、基本的にはアクティブで指定された時刻に
連動したデータを表示する機能を持ちます。
必ず連動する必要はなく固定データを表示するものも存在します。
※ここではEpicenter View / T-Y Image View
Image View / T-Y Plot を設定

設定画面

各種ソフトの追加や削除、そのほかの設定をおこなう画面です。

各種プラグインソフトについては、下記をご参照ください。

SOFTWARES

リンクボタンより各バージョンごとの仕様書(PDFファイル)が閲覧可能です。

Epicenter

アクティブファイルから指定した時刻にもっとも近い過去の
震源情報を検索し表示することが出来ます。
マグニチュードを大きさで、深さを色で表現し、
地図上(地図画像は指定可能)にプロットを行います。
直近の震源情報とそれ以外の情報は色指定を行うことが出来ます。
また、表示するマグニチュード範囲を指定する事も可能です。

(Ver1.0)
(Ver1.1)
WIN Plot


WIN 形式データを複数同時に、
最大10チャネルまで表示することが出来ます。
フォルダとファイル名形式を指定することにより、
階層化されたWINファイルを一元的に表示することも可能です。


(Ver1.0)
(Ver1.1)
X-Y Plot


X-Y-Value形式、Lat-Lon-Value形式の
テキスト情報をもとに、震源散布図等を
プロット表示することが出来ます。



(Ver1.0)
(Ver1.1)
Img Viewer

アクティブファイルから指定した時刻にもっとも近い
時刻情報を持つ画像ファイルを検索し表示することができます。




(Ver1.0)
(Ver1.1)
T-Y Image

X軸を時系列とし、ファイル名に時刻情報を持つ
画像形式データを繋げて表示することが出来ます。
このプラグインはアクティブ、パッシブ両方で動作可能です。



(Ver1.0)
(Ver1.1)
SFtpMirror

SSHサーバーが稼働しているリモートホストと通信を行い、
ファイルのアップロード、ダウンロードを行うソフトウェアです。
スケジュール指定により毎分毎時毎日のアップロード、
ダウンロードの自動化が可能です。


(Ver1.0)
(Ver1.1)
Text TY Chart

時刻付きデータを羅列表記したCSV形式のテキスト情報をもとに、
○+|形式でプロット表示することが出来ます。
このプラグインはアクティブ、パッシブ両方で動作可能です。


(Ver1.1)
Text Data Plot

データを羅列表記したCSV形式のテキスト情報をもとに、
時系列データを生成しプロット表示することが出来ます。



(Ver1.1)  
Time Name Converter

シーケンシャル番号がファイル名になっている画像など、
SeisArrayで扱えないファイル名のものをSeisArrayで扱えるよう、
ファイル名を変換するためのソフトウェアです。


(Ver1.1)
WebSVGViewer

アクティブファイルから指定した時刻にもっとも近い
SVG形式、HTML形式、のファイルを検索し表示することができます。
javaFXのWebViewコントロール及びWebEngineを用いており、
基本的な Web 表示を処理できるため、HTML、SVG、JavaScript、
HTMLにSVGを埋め込んだ形式のファイルも表示可能です。

(Ver1.0)
(Ver1.1)


プラグインソフトは、ダウンロードしたソフトの"plugin"フォルダ内に置かれています。
ここに置かれたプラグインをアプリケーション起動時に自動で読み取るため、
pluginフォルダに新たなプラグインを置いて起動するだけで新たな機能を追加する事が出来ます。





OS対応表
                                
ソフトウェア OS OS Ver CPU RAM 必要環境
名称 ver
Seis array (choi-PLO) - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
Epi Center - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
Img Viewer - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
T-Y Image - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
WIN Plot - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
WebSVGViewe - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
X-Y Plot - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
SFtpMirror - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
TextTYChart - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
TextDataPlot - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7
TimeNameConverter - win Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 x86,x64形式プロセッサ
1GHz以上
4GB以上 Oracle Java1.8以上
CentOS 7