雲仙岳測候所発表
1月の火山性地震,火山性微動,火砕流と思われる震動波形及び落石震動の発生回数は第1表のとおりです。
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A点 |
E点 |
A点 |
E点 |
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上旬 |
0(1) |
0(1) |
0(0) |
0(0) |
0(0) |
0(0) |
中旬 |
0(2) |
0(3) |
0(0) |
0(0) |
0(0) |
0(1) |
下旬 |
1(0) |
2(0) |
0(0) |
0(0) |
0(0) |
2(1) |
月合計 |
1(3) |
2(4) |
0(0) |
0(0) |
0(0) |
2(2) |
(1) 火山性地震
1月は普賢岳山体を震源とする比較的浅い地震(B型地震)をA点で1回観測しました。また,山体に最も近いE点では2回観測しました。
2月に入ってからは9日までに,火山性地震はA点で1回観測されました。山体に最も近いE点では2回観測されました。
(2) 火山性微動
1月は火山性微動は観測されませんでした。
2月に入ってからは9日までに火山性微動は観測されていません。
(3) 落石震動
1月の落石震動回数は2回でした。
2月に入ってからは9日までに落石震動は観測されていません。
3 機 上 観 測
1月18日に自衛隊のヘリによる機上観測を行いました。平成新山の形 状に大きな変化はありませんでした。
4 遠 望 観 測
遠望カメラによる観測
1月の遠望観測による噴煙の最高高度は200mで,噴煙量は依然として
少ない状態が続いています。なお,噴煙はすべて白色,少量でした。
2月に入ってからも9日までに,噴煙量等に特に変化はありませんでし た。
5 地殻変形観測
(1) 傾斜計による観測結果
1月は傾斜変動は観測されていません。
2月に入ってから9日までに,傾斜変動は観測されていません。
(2) 光波測量観測結果
気象庁と通産省工業技術院地質調査所で行っている光波測量によると,普賢岳山体に付けた反射鏡との斜距離は南側の測線は,ほとんど変化はありませんでした。
また,九州大学との共同観測による,平成新山南東側に設置している反射鏡(D2)と仁田第2展望所観測定点(T6)との斜距離にも大きな変化はありませんでした。
6 土石流
1月は土石流と思われる震動波形は観測されていません。
2月に入ってから9日までは,土石流と思われる震動波形は観測されてい ません。
7 火山情報の発表状況
1月11日の定期火山情報以降,火山情報の発表はありませんでした。